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今日はハンターカブCT125にグリップヒーターを装着しました。
※そこそこ早めにリクエスト頂いてたのですが、本当に問題無いかテスト走行きちんとしてたので時間かかりました。バッチシです。
電源の取り方は人により・バイクにより異なりますのでこちらをご確認ください。
参照記事:【ハンターカブ/CT125】電源取りと電気配線図|その他バイクの人もおすすめ!
今回使用した社外品はキジマGH07スイッチ内蔵タイプ304-8197ですが、これはグリップ全周熱タイプなので、半周熱である純正より暖かくて安くておすすめです。
キジマ製グリップヒーターは使用してる人はかなり多いです。
他にもデイトナ・SP武川などなど色々ありますので、それぞれの特徴があるので好みのものを選んでみて下さい。
個人的にはグリップヒーターに関しては、純正品より価格(コストパフォーマンスの意味)・性能全て上の社外品をおすすめします。
あとは前回シガーソケット12v1Aを純正カプラーに装着した状態での続きです。
参照記事:【ハンターカブ/CT125】純正シガーソケットの装着方法|日本仕様限定・電源の取り方と注意点
CT125のグリップヒーター装着手順|※日本仕様の場合
※まずは断線や不良品などないかバッテリーに直接つないで商品の通電確認と、電装品なのでバッテリーのマイナス(-)を外して作業しましょう。
※このやり方はサービスコネクタ[追加電装品用]が付いてるバイクなら、ハーネスコネクタ社外品の型番変更すればどのバイクでも可能です。(バイクによりサービスコネクタの場所は異なる)
グリップ右側
グリップの右側はスロットルワイヤーと繋がるインナーグリップがありますので、それは外す必要無くグリップゴムのみを抜き取ります。
①純正バーエンドをドライバーで外す。
②マイナスドライバー等でグリップゴムのみを外す。
③隙間からパーツクリーナーを吹いて濡らすと簡単。
④CT125のインナーエンドに出っ張りがあるので削る。
注意ポイント
※この加工は必ず必要ですのでご注意下さい。
※端の出っ張り6つを無くすだけですが、削るとグリップが引っこ抜けるのでは?という心配は無用で「純正バーエンドがあるので」ご安心ください。
⑤私はグラインダーで削る方でしました。
⑥あとはグリップヒーター[右用]を挿入。
⑦めちゃくちゃ固いですが入れる。【※動画参照】
⑧最後に純正バーエンド装着。(×付属キャップ禁止)
グリップ左側
左側はスイッチになります。
スロットルのある右と違いパイプ直付けの為、外しにはグリップボンドが使用されてるので右同様パーツクリーナーを隙間から流しながら外します。
①純正バーエンドを外す。
②右側と同じようにめくりながら抜き取る。
③ボンドカスがあるので綺麗にする。
④固いですが、商品を頑張って挿入します。
注意ポイント
※ボンド不要なくらいギュウギュウですが、グリップボンドでしっかり固定すること。
※季節ごとに交換する人、慣れてる人は自己責任の元でどちらでも大丈夫ですが、安全第一です。
※サイズがゆるゆるの場合、付属の厚み調整板で調整して下さい。
⑤最後にスイッチを使いやすい向きにする。
⑥最後に純正バーエンド装着。(×付属キャップ禁止)
配線取り回し
これは人によって、電源の取り方ややり方は異なりますが良い位置を見つけました。
※今回使用している電源は純正サービスコネクタ(追加電装品用カプラー)から電気を取ってます。
※スロットル側は配線に余裕が必要ですのでご注意下さい。
①グリップ側の配線を固定していきます。
②スロットルで回すので配線に余裕をもたせる事。
注意ポイント
基本的に、ウィンカー配線・スイッチ配線・ブレーキワイヤーなど純正で使用されてるステーと同じところを通せばよいだけです。
タイラップが締まらない場合は付属品や持ってるタイラップを使用して固定して下さい。
③純正カプラーと交換して、社外ギボシ付きカプラーへ変更。(キタコ製)
④左スイッチ側の配線が長いので下から正面左側(=車体右側)に持ってくる。
⑤一か所になれば防水対策も楽ですね。
⑥車体右側からヘッドライトへ向かって配線を通す。
⑦この仕方はボディへ入れれるので、防水加工不要。
⑧先ほどの線をヘッドライトカバー裏から前へ通す。
⑨キジマ配線が長すぎるので、カットorボディ側へ戻して調整をしておく。
⑩先端を既存のものからカットなどして、DIYでギボシに変更加工する。
注意ポイント
ギボシ加工については私も電気屋でも無いのでDIY基礎通りですが、分からない人は必ず動画参照下さい。
先に芯線→次に被覆の順でかしめる。
※キタコ商品とサイズが合わない場合は、メス端子側を軽く広げてあげて合わせる事(※オス端子を潰して入れない事)。
⑪ギボシオスとメスを繋ぐ。※入らない場合はメス側を軽く広げて下さい。
⑫元通りに組立て配線に無理な負荷が無いか確認してタイラップを締め余り部分をカット。
⑬通電確認と機能確認。※当然キーと連動します。
これで完成
グリップヒーターの装着完了です。
今回のやり方の場合は配線は防水加工不要でかつ、キーと連動します。
※参考:赤色がMAX最大熱で38w:20~30分で90℃に達しますが、だいたい2分で手袋の上からでも暖かさを感じる事ができました。(室内)
CT125のグリップヒーター装着に必要な部品・工具等
部品類:
●グリップヒーター|純正
純正番号:08T70-K2E-J00
今回は使用してません。電装品なので安全を求める方は純正品をおすすめします。
注意:純正はスイッチ別式のみ・グリップ半周熱のみ。[※2021年12月時点]
●グリップヒーター|キジマGH07スイッチ内蔵タイプ304-8197
今回使用したグリップヒーターは純正では無くキジマの社外・スイッチ内臓タイプです。
注意:ハンターカブ/CT125はパイプ径22.2φ・グリップ長115mmタイプです。
参考:クロスカブの人は120mmタイプです。
※正直価格から性能全てにおいて個人的には社外品をおすすめします。
●電源取り出しハーネス|CT125用
キタコ製品ですがCT125[※日本仕様]にポン付けで増設可能です。
ヘッドライトカバー内の容積は限界がありますのでその場合は防雨対策してヘッドライト後ろで可能です。
※今回の電源取り方の場合は必要です。
●グリップボンド|耐熱ヒーター用
危ないですので必ず使用して下さい。
工具類:
●電工ペンチ
私も使用しているDIY定番電工ペンチです。
●ギボシ端子セット
キジマグリップヒーター線が細過ぎてキッチリ合う物が大変ですが、0.25~0.5sq線用を探してみて下さい。
CT125のグリップヒーター装着作業動画
今回の作業動画です。
色々な電装品・電源取り等パターン
■①【電装品第一弾】純正コネクタ編|※サービスコネクタ付バイクならどのバイクも可能
シガーソケットの装着:こちら>>
■②【電装品第二弾】社外コネクタ増設編※サービスコネクタ付バイクならどのバイクも可能
グリップヒーター装着:こちら>>
■③・④【電装品第三弾・四弾合同】ホーン・ヒューズ配線編※どのバイクも可能
フォグランプ:こちら>>
■⑤・⑥【電装品第五弾・六弾合同】D-Unit装着編※どのバイクも可能
電源ユニットD-unit装着方法:こちら>>
■⑤・⑥続編【電装品第五弾・六弾合同続編】D-Unit装着編※どのバイクも可能
グリップヒーター・USB電源ソケット装着方法:こちら>>
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※CT125/その他バイクの人も
参考:電装品の電源の取り方色々はこちら>>